【クリーンエネルギー】 先進バイオ燃料に2000万ドルの資金援助
2012年2月24日
豪州のバイオ燃料が今注目を浴びている。連邦政府はジェームス・クック大学が進める大型藻由来のバイオ燃料生産プロジェクトに500万ドルの資金供与を決めた。これは先進バイオ燃料促進投資プログラムがもつ1500万ドルの枠からのもの。
先進バイオ燃料は従来の運輸用燃料の代替として世界的にも注目されており、非食糧原料である藻や木質系廃材由来で食糧の安定供給に影響しないメリット指摘される。
「先進バイオ燃料は温暖化ガス排出を減らしながら液体燃料ソースを多様化できる」とマーチン・ファーガソン資源・エネルギー相も語る。 「特に通常の液体燃料の流通に組み込まれ、車輌エンジンやインフラに適合できるならば先進バイオ燃料関連ビジネスは地域の雇用にも大いに繋がる。今回のような選択的投資は業界が商業化するための技術革新を後押しする。」とも語る。
1500万ドル予算の先進バイオ燃料促進投資プログラムは発展性ある商業化前の先進バイオ燃料事業への投資を誘発するためにあり、本年4月30日まで申請を受け付けている。 この先進バイオ燃料促進投資プログラムは豪州政府が進める第二世代バイオ燃料開発プログラムに基づいて、先進バイオ燃料産業商業化を前進させる目的で設定された。
タウンズビルにあるジェームズ・クック大学でファーガソン大臣は、豪州初の淡水・海水双方での大型海藻由来のバイオ燃料研究開発実証プロジェクトに500万ドルを供出することに同意したことを発表。本プロジェクトにはさらにMBD Energy社とAdvanced Manufacturing Cooperative Research Centreが計600万ドルを供出しており、計1100万ドルの資金を集めたことになる。
本資金援助は豪州政府が決めた豪州バイオ燃料研究機関への援助の一環として行われるが本年7月1日からはAustralian Renewable Energy Agency (ARENA) が本件の管理監督をすることになると思われる。
ARENA は低炭素社会への移行を目的とした再生可能エネルギー開発のための32億ドル予算の運営の一翼を担う。
豪州政府のバイオ燃料への支援については下記のリンクhttp://www.ret.gov.au/energy/clean/acre/adv-biofuels/Pages/adv-biofuels.aspx.