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穀物

世界で6番目に面積の大きなオーストラリアで作られる穀物といえば、小麦、大麦、燕麦(オーツ)が有名ですが、他にも菜種や豆類も数多く育てられています。国土の63%が農業および林業に利用されて、GDPの2%が農業生産によるものです。また農業大国で、農業生産の約3分の2が輸出されています。

小麦・大麦・砂糖などは世界的にも主要な供給国として知られ、日本は極めて重要な貿易相手国となっています。日本以外の主な輸出市場はアジア諸国であり、近年輸出量は年々増加しています。 オーストラリアの食糧安全や検疫検査は世界の最高水準で、大陸でありながら島国であることから厳しい検疫体制は日本と同様です。つまり食糧の供給国としては、世界で最も安全で信頼できる国のひとつであり、その上南半球という、日本の農産物の収穫時期とは逆になるというメリットもあります。

穀物の生産

この10年間で農産品の輸出先が変化してきました、特に中国の購入意欲が大きく伸びてきており、今では日本を抜いて1番目の食料輸出相手国となりました。とはいえ、日本のオーストラリアへの依存度は大きく、例えば、オーストラリア産の小麦は讃岐うどんやラーメンなどの麺類に適していたり、大麦は、アルコール原料や麦茶、そして家畜飼料用に多く使用されています。干ばつや水害等の逆境を乗り越え、近年、小麦や大麦の収量は高くなり、多くの穀物が概ね良い結果を得ています。燕麦はグラノーラ原料として特に目覚まい輸出結果を残したもの一つです。

小麦・大麦・オーツ以外の穀物として、菜種、ソルガム、綿花、ルーピン、ソラマメ、ヒヨコマメ、米、とうもろこしなどがあります。菜種と綿花を除く作物は全て“遺伝子組み換えでないもの”が栽培されています。(菜種とコットンも一部地域では組み換えでないものしか栽培できません)つまり、日本が好み、必要とする遺伝子組み換えではない作物が多く栽培され、それらの需要が今後ますます伸びると推測されています。 近年、特にソラマメの引き合いは上昇の一途をたどっています。上位10作物には入りませんが、大豆もまた組み換えではありませんから、IPの必要がなく、とうもろこし同様、大豆に対する引き合い増加も見込まれます。 蕎麦も長年輸入され、日本では4月後半からオーストラリア産新蕎麦を楽しむ機会が増えました。日本産コシヒカリをルーツに持つオーストラリアのお米も話題に上ることが多くなり、日本の外食産業で使用いただく機会がみられています。安心安全な作物を供給可能な穀物大国であることがお分かりいただけることでしょう。

canola farm   

加えて、食用以外の飼料用としても多くの穀物を輸出しています。

日本の今後の課題として、世界トップレベルの検疫体制の保持と気候変動への対応が挙げられますが、オーストラリアも同様、特に気候変動への対応は長年課題となっております。そして、農業人口の高齢化と若手就農者の確保に奔走するところも両国共通の課題と言えましょう。オーストラリアは世界市場で増大する需要を満たすことができ、安全・品質の両面で価値の高い産品を供給するために、生産性の向上を維持し、貿易相手国からの期待にこれからも応えていくことが求められています。そのため、契約栽培にも積極的で、日本からのみならず世界からの投資機会も増加しています。

食糧安全保障に貢献ができ、その需要に応えられるオーストラリアは世界の食糧供給基地として成長し、規制緩和されたオーストラリアの農産物は今後も政策に沿った拡大路線を歩んでいきます。 

 

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