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食肉

食肉産業の概要

オーストラリアの肉牛生産は放牧によるものが大半で草地の面積は広大です。気象条件が地域によって異なるため、地域特性に適した品種の生産が行われており、安全性の確保は共通した最重要課題です。肉用牛の飼養頭数は、クイーンズランド州が最も多く約64%、ニューサウスウェールズ州では約25.0%、ヴィクトリア州で5%と東部3州合計で全体の約95%を占めます。そして生産量の6割以上を輸出に依存しており、輸出先は100カ国以上、その輸出量は、牛肉では世界第3位、羊肉で世界第2位です。

「食の安全・安心」を確保する体制

世界各国への供給基地として、安全対策は万全が求められます。 官民が協力して厳しい品質保証制度を確立し、トレーサビリティシステムを早期導入することで安全性を担保しています。輸出用食肉と畜場には、必ず獣医官が政府機関のオーストラリア検疫検査局から派遣され常駐しています。は、食肉衛生や安全規制および法律が正しく実施されていることを確証する認定等を担当する政府機関です。加えて、オーストラリアには世界的に評価の高い研究機関である、CSIRO(オーストラリア連邦科学産業研究機構)とその傘下にある動物衛生研究所(AAHL)が常に動物疾病に関して幅広い研究を行っています。

 

日本市場への取り組み(ビーフ&ラム)

Beef   オーストラリア産牛肉と羊肉の販売促進やPR活動、市場の情報提供は業界団体である豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)が行っています。現在、日本に輸入される牛肉はオーストラリア産が最も多く、消費量は国産牛肉よりわずかに少ない数字となっています。 オーストラリアから輸入される牛肉の半数強は「グラスフェッド」と呼ばれる牧草飼育で赤身の多いもの、半数弱は「グレインフェッド」という穀物飼料による肥育です。 穀物価格の変動が肥育頭数に大きな影響を与え、輸出量や価格に影響がでることがあります。

羊肉は世界で最も高品質なものを生産しており、牛肉と同様の安全システムに基づいて管理されています。 その品質から高級レストランでのグルメ食材としての使用量は増加傾向にあります。ジンギスカン用途の需要も根強く、北海道だけではなく日本各地でオーストラリア産ラムは流通しています。

 

豚肉およびオーストラリア特有のヘルシーミート

牛肉・羊肉以外に豚肉やオーストラリアならではの食肉類が日本に輸入されています。

豚肉はビーフ・ラムに比べて年間輸入量は600トン前後と少ないものの、豚肉の生産に深刻な影響を与える病気や疫病(口蹄疫、豚コレラ、PMWS(離乳後多臓器性発育不良症候群)など)は存在せず、安全な飼料で肥育された日本規格の豚肉をすでに日本で購入することが可能です。

輸入量・消費量は豚肉よりさらに少ないですが、食肉の中で共役リノール酸含有量が最多で低脂肪・高タンパク・低コレステロールで知られるカンガルー肉、オメガ脂肪酸が豊富で上質な鶏肉のようなワニ肉、超低脂肪・高鉄分のダチョウ肉などがあります。食肉としての認知度はまだまだ低いですが、いずれも健康志向・健康意識が高まっている現在の市場において存在感を確立していくものと思われます。 これらの商品はすでに部位ごとの販売に成功しており、女性からの支持も増えつつあります。

オーストラリアの食肉はいずれもクリーンな自然環境で、動物にストレスが少なく、病気や疾病がないことが、海外市場で広く支持されている理由の一つです。

矢印左 arrowleft日豪EPAに基づく、牛肉の関税率・削減スケジュールは 豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)の

ウェブサイトをご参照ください。

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