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ワイン

オーストラリアワインはいまやニューワールドの枠を超え、ワイン生産者が追求するスタイルは従来の果実味主体のものだけでなく、その土地のテロワールを十分に生かた複雑でエレガントなものへも広がり、進化しています。オーストラリア国内では、ヨーロッパやアジアからの移民の影響を受け、他国の人が羨むようなレストラン文化が栄え、国際的に知られたワインが多種多様な食文化の中で楽しまれています。

Grape

生産量、輸出

2017年のブドウ破砕量は198万トンで前年比8%増、ワインの醸造量は13億7000万リットル、前年比5%増でした。オーストラリアは世界のワイン総生産量(285億5170万リットル)の4.7%強を占めるようになり、7億7,700万リットル(7%増)、瓶換算で10.36億本(9%増)、およそ23億ドル相当のワインを輸出しています。イタリア、フランス、スペイン、アメリカに続いて、世界第5位のワイン生産国です(参照File in PDF format)。

主な輸出先は、イギリス(24.5億リットル)、中国(17.6億リットル)、アメリカ(15.9億リットル)、カナダ(6.8億リットル)で日本は8番目の輸出相手国(1.5億リットル)で前年比26%増です。政府の厳しい基準を合格したワインだけが輸出を許可され、国を挙げてオーストラリアワインの安定した品質を保とうとしています。オーストラリアには世界的に有名なワインの研究教育機関があり、入念な研究に基づくブドウ栽培技術の向上によって上質なブドウが造られています。

造り手の真摯な努力と熱意、官民一体となった研究と品質へのこだわりにより、高級ワインからテーブルワインまでの幅広い価格帯で、品質と価格のバランスに優れたワインが造られ世界中に輸出されています。高品質なオーストラリアワインは、世界の最高級品と肩を並べ、数々の権威ある国際賞を獲得しています。現在オーストラリアワインは全世界100カ国以上の高級レストランやホテルで提供されるだけでなく、ワインショップ、スーパーマーケット、コンビニエンスストアやオンラインでも販売されています。

2018年の日本向けオーストラリアワインの輸出量は約1560万リットル弱)、ボトル換算では2080万本で、前年度比26%増です。コンビニエンスストアやスーパーマーケットで販売されている低価格帯のワインから、小売価格2000円から3000円程度のワインの流通量が増加しています。  

オーストラリア特有の広大な国土・多様性

オーストラリアはヨーロッパ全土を覆うほどの広大な国土を有し、さまざまな地質の5億年の歴史を持つ古土壌に恵まれ、品種に適した環境で様々な種類のブドウを育てることができます。世界的にはテラロッサ土壌が有名です。南方の海岸線付近が主なブドウ産地ですが、一部の州を除いてほぼ全ての地域でワインが生産されています。ワインの産地は65に渡り、現在2468の生産者が産地の特性をいかして100種類以上のブドウを栽培し、個性豊かなワインを造っています。198万トンの破砕量の内、赤ワインは57.3%(113.7万トン)、白ワインは42.7%(84,7万トン)ブドウ畑の総面積は 13万 ヘクタール(以上あり、その醸造量は下記のとおりです(参照File in PDF format)。 

南オーストラリア州  51% 
Murray Darling – Swan Hill    21%
ヴィクトリア州

5%

ニューサウスウェールズ州  21%
西オーストラリア州  2%
タスマニア州  1%

破砕量の最も多い品種はShiraz (26%)、Chardonnay (19%)、Cabernet Sauvignon (14%)、Merlot(7%)、Sauvignon Blanc (6%) Pinot Grigio (4%) 、Semillon(4%)、Pinot Noir (3%), Colombard (3%)、Riesling (1%)です(参照File in PDF format)。

200年以上の歴史

1788年にアーサー・フィリップ船長がブラジルと喜望峰で入手したブドウの木をシドニー・コーブからオーストラリアに持ち込んだとき初めてオーストラリアにブドウの木が輸入されました。その後、オーストラリア初の商業ブドウ畑とワイナリーが1800年代初頭にニューサウスウェールズ州に設立されました。200年余りの間に、世界中に8億リットル以上のワインを輸出するまでに発展しました。 オーストラリアは隔離された立地条件のため、フィロキセラが2002年まで発生せず、南オーストラリア州バロッサバレーには世界最古の樹齢150年を超えるのシラーズやグルナッシュの木があり、現在もその木からブドウが収穫されワインが造られています。

革新

オーストラリアには世界的に名高い研究教育機関が揃っており、次世代のワインメーカーやブドウ栽培者は、強固な技術力をベースに、国際市場でクリエイティブな才能を最大限に発揮することができます。また自由な精神と消費者重視のワイン醸造方針によってオーストラリアは独自のヴァラエタル・ブレンドを導入しました。スクリューキャップの導入も世界を先駆けて進みほとんどのワインがスクリューキャップを使用しています。新しい品種や、革新的なスタイル、ワインメーカーの人柄までが自由に表現されています。

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Wine 201213