For International

野菜・果物

オーストラリアの園芸作物は、主に果物、野菜、ナッツ、花、芝と苗から成ります。生産者の多くは家族経営者ですが、中には大規模生産者もいます。オーストラリアは、サプライチェーン全てに厳しい規準を設けていますので、世界各国から品質の良さについて高い評価を得ています。広大な国土と多様な気候の中で、オーストラリアでは多品目の園芸作物が栽培されています。

主な栽培地域はヴィクトリア(VIC)州のGoulburn Valley, ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州のMurrumbidgee 灌漑地域、両州境のSunraysia, 南オーストラリア(SA)州のRiverland(ミバエ・フリー認定地域)タスマニア(TAS)州北部、そして西オーストラリア(WA)州南西部です。これらの地域は水源が豊富で肥沃な土壌を有しています。気候の違いなどから栽培される作物は各州で異なり、例えば亜熱帯のQLD州ではマンゴ、パイナップル、バナナやマカダミアナッツなど、また、冷涼なTAS州ではりんご、チェリー、そばの実やわさびなどが有名です。  

園芸作物の2011-2012年の全生産量は87億豪ドルで、内訳はフルーツ&ナッツ:40.9億豪ドル、野菜:33.4億豪ドル、花・芝・苗:13億豪ドルで、金額ベースでは食肉と穀物に次いで3番目となります。生産額の上位を占める作物は、ぶどう・じゃがいも・バナナ・りんご・トマト・オレンジ・マッシュルーム・いちご・にんじん・たまねぎ・メロン・レタスです。 その中で日本向けに輸出が許可されている作物は、りんご(タスマニア州のみ許可)、オレンジ、マッシュルーム、いちご、にんじん、たまねぎとレタスです。 

 

Macadamia   2011-2012年度のオーストラリアの園芸作物の輸出総額は16.8億豪ドルで、前年対比11.5%増でした。日本は過去10年近くにわたってオーストラリアの主要輸出相手国です。同年の日本向け輸出量は「第7類:食用の野菜、根及び塊茎」1万5千トン、また「第8類:食用の果実及びナット、かんきつ類の果皮並びにメロンの皮」約2万9千トンでした。オーストラリアから日本に輸出されている主な作物は、アスパラガス、たまねぎ、にんじん、豆類、マッシュルーム、かんきつ類、マカダミアナッツ、マンゴー、ドライレーズン、チェリーなどです。
アスパラガス 

アスパラガス協会によれば全生産量の40%は輸出向けで、日本、香港、韓国、台湾が主要輸出相手国です。

出荷時期は9月から翌年4月頃まで。輸出量全体の85%以上が日本向けに輸出されており、そのほとんどは

VIC州から供給されています。過去2年間の対日輸出量は年間2,500トン強。輸出向けのアスパラガスは

UC157F1品種が大半を占めますが、近年では少量ベースでのホワイトアスパラガスの輸出もはじまりました。 

にんじん  主産地は、SA州、TAS州、WA州、VIC州です。日本向けにはTAS州とWA州産が多いです。

過去5年間の生鮮にんじんの対日輸出量はいずれも年間6,000トンを超えています。

また、加工用製品(例:濃縮還元ジュースやピューレ)も日本向けに出荷されています。 

たまねぎ 

主産地はSA州とTAS州であり、この2州の合計はオーストラリアの全生産量の約 2/3 に相当します。

輸出されるたまねぎの大半はTAS州産の生鮮もので、主な供給先はEUに次いで日本とアジア諸国です。

過去4年間の対日輸出量は増加しており、2012-2013は6万7440トンで前年比13.5%増でした。  

かんきつ類   主産地は、SA州、VIC州、NSW、QLD州の4州で、主にネーブル、バレンシア、マンダリン、マ-コットが

生鮮果実として日本に輸出されています。2012-2013は約3万2000トンが日本へ出荷されました。 収穫は

毎年4月から始まりますが、その年に収穫されるものを購入するには1~3月中に注文を入れておく必要があります。

マカダミアナッツ 

QLD州とNSW州が主な産地で、輸出向けの主な形状はカーネルと殻つきです。

カーネルはナッツ商材ならびに菓子原料として使用されています。2012-2013は1,273トンが

日本に輸出されました。    

 マンゴー  QLD州が主な産地で、生鮮マンゴーで日本に輸出可能なのは蒸熱処理済み(Vapor Heat Treatment:VHT)の

ものに限られます。ケンジントンプライドとケイト種が主に日本に供給されています。 

 チェリー  オーストラリア本土ならびにタスマニアで栽培されていますが、日本向け輸出は検疫上の理由から

TAS州産のみが許可されています。日本原産種とダークチェリーは毎年12月中旬から2月初旬にかけて

日本に輸出されますが、各種の出荷可能期間は約一ヶ月程度と限られています。

 食用ぶどう

出荷時期:2月~5月。トンプソンシードレス(種なし緑色)、クリムゾンシードレス(種なし赤色)、

レッドグローブ(種あり赤色)の3品種で主要産地はヴィクトリア州。

鮮度と品質が高く甘くておいしいと高評価を受け、今後さらに消費量が増える見込み。

季節関税が適応される3月1日~10月末は13.9%から段階的に削減、2024年4月1日より無税、

11月1日~2月は5.9%から段階的に削減、2019年4月1日より無税。

 

矢印左 arrowleft お問い合わせはこちら

矢印左 arrowleft 農水産物TOPに戻る

矢印左 arrowleft 食品TOPに戻る

矢印左 arrowleft HOMEに戻る