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【投資】オーストラリアはICT労働力増大のための基盤を構築

2013年7月17日

 

オーストラリアでは情報通信技術(ICT)産業に従事する労働人口が2017年までに7%増加する見込みで、国をあげてデジタル経済の成長に遅れを取らないよう基盤作りを急ぐ。

オーストラリア労働力・生産性庁(AWPA)の研究報告によると、オーストラリアのICT労働力は2012年から2017年にかけて7.1%増加し50万人近くになると予測され、同報告ではICT労働力を国内で確実に調達できるようにするための主な課題を検討している。

ブレンダン・オコーナー技能・トレーニング大臣によると、新たに設立されたICT産業ワーキング・グループがこの研究報告に含まれる同産業についての重要な勧告を検討実現すべく作業を推し進めることになっている。同大臣は共同声明のなかで「政府はいま、我が国の将来のニーズを満たすため、高度な技能を持つICT産業従事者を育て社会に送り出すためのパイプラインを産業界および高等教育部門との協力のもとで構築しつつある」と語っている。

同声明において、デジタル経済担当大臣ケイト・ランディ上院議員は、国営ブロードバンド・ネットワークの利用数の増加が、高い革新性と創造力に富むICT労働力を我々が必要としていることを如実に示していると話す。「我が国には、デジタル経済が生み出す課題と機会に対応するための技術を備えた労働力が必要で、それを確保するための方策を産業界と協力して今模索しているところだ」とランディ上院議員はコメントしている。

* 上で言及されている研究報告は「ICT労働力研究報告(ICT Workforce Study)」という名で、2012年11月にオーストラリア政府が主催した「ICT技術フォーラム(ICT Skills Forum)」での提案をもとに実施されたもの。