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【イベントレポート】オーストラリア・モヘア お披露目会

羊毛とコットンの供給国として知られているオーストラリアから、新たな天然繊維の供給がお披露目されました。それは高級服地素材として知られるモヘア。

オーストラリアのモヘアはアンゴラヤギの獣毛として刈り取られ洗い、トップ、紡績糸までイタリアの協力メーカーで加工され、日本のテキスタイルメーカーに供されるようになります。これまでモヘアの主産地は南アフリカというのが業界の常識でしたが、それを覆したのが今回のお披露目会を企画したGT Ferreira氏率いるAZ Superior Genetics社です。Ferreira氏は2007年に南アフリカから最上級のアンゴラヤギ数千頭と共にオーストラリアに居を移し、着実に頭数を増加、ついに日本のテキスタイルメーカーにご案内できる生産量に引き上げることに成功しました。さらにこのオーストラリアの自然で育ったアンゴラヤギから作られるモヘア繊維は、これまでのモヘア糸では考えられなかった経糸にも使用できる繊度の高さと品質で、100%モヘアのスーツ服地が生産できる世界最高のモヘア繊維として紹介されました。集まったアパレル関係者や百貨店バイヤーからは驚きと期待の目で注目いただき、尾州等の生地メーカーが展示した服地などのサンプルに驚嘆の声も聞かれました。

Mohair Launching Seminar1

駐日オーストラリア大使ブルース・ミラー、アンゴラヤギの生育地であるニュー・サウス・ウェールズ州政府日本代表のジェフリー・ウォーカー氏もオーストラリアと日本の新しい天然繊維を通じての一層の経済交流を歓迎し、イタリアを加えたグローバルなサプライチェーンによる最高級ファッション衣料を市場に投入することを後押しいたします。
Mohair Launching Seminar2

プレゼンター:GT Ferreira氏

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