オーストラリアの柑橘類の輸出
■ ■ 産業ニュース ■ ■ |
<< オーストラリアの柑橘類輸出実績過去最高を記録 >>
年度末の集計を待つ必要もなく、9月末に発表されたオーストラリアの柑橘類の輸出量は221,000トンを超え(3億7,700万豪ドル)、過去最高となった。2016年期の輸出は22万トン。9月時点のデータによると、オレンジの輸出は前年比12%増の152,153トン、マンダリン輸出は38%増の64,755トンとなった。
シトラス・オーストラリアの市場アクセス・マネージャー、デイヴィッド・ダニエルズ氏は、「今年の四半期3カ月間で、相当量のバレンシアオレンジの輸出が予測されており、今期は4億豪ドルを大幅に上回り、目標を5億ドルに近づけると期待している」と語っている。
その他の柑橘類(グレープフルーツ、レモン、ライム)の輸出量は、3,846トンで総輸出の2%を占めた。
(2017年12月13日・ニュースソース:Fruitnet.com)
|
オーストラリアから世界各国への柑橘類輸出2016年(全柑橘類)(単位千トン)

オーストラリアから日本へのオレンジ輸出量推移 (単位千トン)

日本はオーストラリア産オレンジの最大輸出国で34,000トンを輸入。
オーストラリアから日本へのマンダリン輸出量推移 (単位千トン)

日本の柑橘類輸入量
2012年~2016年推移(HS08.05 かんきつ類の果実 (単位千トン))
Sources: ITC calculations based on UN COMTRADE statistics.
日本の柑橘類輸入相手国(HS08.05 かんきつ類の果実 (単位千トン))

Sources: ITC calculations based on UN COMTRADE statistics.
日本におけるオーストラリアからの柑橘類輸入量の推移(トン)

Sources: Global Trade Atlas